「ベルナのしっぽ」
若くして病で視力を失った女性が「普通でいたい。」という思いを持ち、
盲導犬ベルナと一緒に理解の薄い世間と戦いながら自分の人生を力強く歩んでいく物語。
主人公のしずくがどんな逆風にも真正面から立ち向かって負けてないのが見ていて気持ちが良かった。
対して夫の隆一は、すべての事を受け止めて自分の中で消化しようとする静かで穏やかな人。
この対照的な夫婦を白石美帆と田辺誠一がナチュラルに演じ、
各年代のベルナを演じたわんちゃん達が名演技を見せてくれた。
それだけでも見るに値する映画、であると思う。
ただ見終わった後に物足りなく感じたのは、とても「普通」であるという事。
台詞も撮り方も人物の動き方も・・・
だけど「普通である」という事、それがしずくの大きな願いであり、
それがどんなに大切であるかがこの作品のテーマのひとつでもあると思うので
凝った演出などなくて反って良かったのかもしれない、と思い直した。
盲導犬ベルナと一緒に理解の薄い世間と戦いながら自分の人生を力強く歩んでいく物語。
主人公のしずくがどんな逆風にも真正面から立ち向かって負けてないのが見ていて気持ちが良かった。
対して夫の隆一は、すべての事を受け止めて自分の中で消化しようとする静かで穏やかな人。
この対照的な夫婦を白石美帆と田辺誠一がナチュラルに演じ、
各年代のベルナを演じたわんちゃん達が名演技を見せてくれた。
それだけでも見るに値する映画、であると思う。
ただ見終わった後に物足りなく感じたのは、とても「普通」であるという事。
台詞も撮り方も人物の動き方も・・・
だけど「普通である」という事、それがしずくの大きな願いであり、
それがどんなに大切であるかがこの作品のテーマのひとつでもあると思うので
凝った演出などなくて反って良かったのかもしれない、と思い直した。
by bisyamonkikkou
| 2006-11-22 01:02
| 映画日記