28mm
「我が周囲をあざむくも混沌と取り巻いているこの世界を、カメラの枠の中に構築する」
先日購入した田中長徳著「GR DIGITAL WORK SHOP2」には
数々の「しびれる」文言があってこれはその中の28mmについての一文。
自分は28mm位の広角のレンズで撮影した画が好きだ。
それについて「なぜ?」と深く考えた事もなく「なんだか好き」と思っていた程度なのだが、
これを読んで「あぁ!!そうか!」とびびーん!と来た。
28mmで撮影した画は実際の人間の目で見る視野よりやや広い。
今、自分の目で見ている状況よりも少し多め、
その+αのスペースに何が入るか、何を入れるか。
うまくいけば「モノ言う画」になる。
tanave.comのfotoが更新されて先日TOPにちらりとお目見えした
DP1による画像がupされた。DP1も28mmである。
休日の公園、
写し出される優しい影がやわらかな春の陽を思わせる。
これは人の目線というよりも
咲き始めた花の香りに誘われてやってきて
公園のところどころにとまった蝶の目線のよう。
春が来た。
それだけで少し心は軽やかになり
暖かい春の日差しを浴びに人々は集う。
洪水のように押寄せる哀しい知らせに気持ちは沈むばかりだけれど
ここには「春」という名の幸せがある。
fotoの画はそんな事を構築しているように思える。
先日購入した田中長徳著「GR DIGITAL WORK SHOP2」には
数々の「しびれる」文言があってこれはその中の28mmについての一文。
自分は28mm位の広角のレンズで撮影した画が好きだ。
それについて「なぜ?」と深く考えた事もなく「なんだか好き」と思っていた程度なのだが、
これを読んで「あぁ!!そうか!」とびびーん!と来た。
28mmで撮影した画は実際の人間の目で見る視野よりやや広い。
今、自分の目で見ている状況よりも少し多め、
その+αのスペースに何が入るか、何を入れるか。
うまくいけば「モノ言う画」になる。
tanave.comのfotoが更新されて先日TOPにちらりとお目見えした
DP1による画像がupされた。DP1も28mmである。
休日の公園、
写し出される優しい影がやわらかな春の陽を思わせる。
これは人の目線というよりも
咲き始めた花の香りに誘われてやってきて
公園のところどころにとまった蝶の目線のよう。
春が来た。
それだけで少し心は軽やかになり
暖かい春の日差しを浴びに人々は集う。
洪水のように押寄せる哀しい知らせに気持ちは沈むばかりだけれど
ここには「春」という名の幸せがある。
fotoの画はそんな事を構築しているように思える。
by bisyamonkikkou
| 2008-03-30 03:24
| 日々のあれこれ日記