「せかいのおわり」
「せかいのおわり」
ちっぽけな自分が作るちっぽけなせかいは、とても危うくいつだってあっさりと崩れ落ちてしまう。
そんないくつものせかいのおわりを終えて、すこーしだけ前よりは直径大きめ(いや人が多いだけ?)のせかいをぼちぼち作ってしまっている今のわたしには、ちょっと異次元のせかい的な「せかいのおわり」
この映画のとってもいいところは、端々の登場人物がちゃんと息をしていて、決してその場限りの人になっていない、その人なりの過去があり今に至り、そしてこれから・・・、それをふとした表情や行動、台詞でこちらに感じさせてくれるところ。
だけど主人公ハル子の「今」しかないような「自分」しかないような、そんな生き方にはやっぱり軽くイラっとなる。
でも、何かを見つけなきゃ、自分の居場所を見つけなきゃ、と一番思っているのはハル子かもしれない。かなり傍迷惑なジタバタぶりで・・・
「そんな事許されんのはあと2、3年だぞ!ハル子!!」とか言ってみたくなる。
わたしもオバさんだな。
で、中本(せいいちくん)
風間監督は「ライフ・イズ・ジャーニー」の録音技師を演じるせいいちくんを見て
「中本は彼しかいない」と思ったそうで・・・
確かにつかみ所のない様な、飄々としたちょっと変わった男(実際はハル子に勝る自己中なひどい男なんだけど)にしっくりは来ている、んだけど
なーんか物足りない「何が?」と言われると明確に答える事が出来ないのだけれど・・・
出番か?役柄か?
多分、この場面「中本がさらった!」と感じるようなところがなかったからだろうな。
いや、役柄的にそんな感じじゃないから無理な話しなんだけど・・・
ん〜、これは今年見た数本の舞台のなせる罪なのかもしれない。
ちっぽけな自分が作るちっぽけなせかいは、とても危うくいつだってあっさりと崩れ落ちてしまう。
そんないくつものせかいのおわりを終えて、すこーしだけ前よりは直径大きめ(いや人が多いだけ?)のせかいをぼちぼち作ってしまっている今のわたしには、ちょっと異次元のせかい的な「せかいのおわり」
この映画のとってもいいところは、端々の登場人物がちゃんと息をしていて、決してその場限りの人になっていない、その人なりの過去があり今に至り、そしてこれから・・・、それをふとした表情や行動、台詞でこちらに感じさせてくれるところ。
だけど主人公ハル子の「今」しかないような「自分」しかないような、そんな生き方にはやっぱり軽くイラっとなる。
でも、何かを見つけなきゃ、自分の居場所を見つけなきゃ、と一番思っているのはハル子かもしれない。かなり傍迷惑なジタバタぶりで・・・
「そんな事許されんのはあと2、3年だぞ!ハル子!!」とか言ってみたくなる。
わたしもオバさんだな。
で、中本(せいいちくん)
風間監督は「ライフ・イズ・ジャーニー」の録音技師を演じるせいいちくんを見て
「中本は彼しかいない」と思ったそうで・・・
確かにつかみ所のない様な、飄々としたちょっと変わった男(実際はハル子に勝る自己中なひどい男なんだけど)にしっくりは来ている、んだけど
なーんか物足りない「何が?」と言われると明確に答える事が出来ないのだけれど・・・
出番か?役柄か?
多分、この場面「中本がさらった!」と感じるようなところがなかったからだろうな。
いや、役柄的にそんな感じじゃないから無理な話しなんだけど・・・
ん〜、これは今年見た数本の舞台のなせる罪なのかもしれない。
by bisyamonkikkou
| 2005-11-23 02:35
| 映画日記